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正龍寺跡(4) 

正龍寺跡の第四回目です。
前回の宝満寺跡に続き長くなっております。


正龍寺跡には前回紹介した墓石群の他にもう一つ文化財指定されている墓石群があります。
まずその場所へ向かいましょう。


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繫栄していたかつての面影はありません。

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多くの墓石が自然に還りつつあります。
これらを通り過ぎた先に墓石群が現れます。


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指宿市指定文化財「河野覚兵衛家墓石群」

江戸時代、山川には「河野家」という豪商がいました。
その歴代の当主は「覚兵衛」と名乗ります。
ここにはその初代から七代までと、彼らの家族の一部の墓石が合わせて十二基並んでいます。

DSC_2183_20170322204658185.jpg
立派な山川石の五輪塔です。


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DSC_2178.jpg
他の五輪塔よりも細かい装飾がされています。


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供養仏もあります。
「橦齢童女」
享保二十年(1735)没。
覚兵衛の娘でしょうか。



この墓石群を見ると、あとは出口へ向かうだけです。
しかし出口までの間にも多くの見どころある墓石があり、なかなか足が前へ進みません。
それらの一部を紹介します。

DSC_2210_20170322204752a53.jpg
五輪塔が静かにたたずむ。


DSC_2190.jpg
宝篋印塔。

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随分と肉厚な浮彫です。
今まで見た中で一番の浮かしっぷりかもしれません。


DSC_2199.jpg
以前紹介したものと違う種類の「南無」。


DSC_2204_20170322204815b24.jpg
ほとんどの宝篋印塔が自然に飲み込まれかけています。


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板碑であろうと思うのですが、ツタに覆われ詳細不明。
次回行った際には綺麗にして来ようと思います。


DSC_2205.jpg
散乱する墓石。
いい事ではありませんが、見慣れた光景です。



何気なく振り返ると、あるものが目に入りました。
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誰かが座っているのです。

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座っていたのは山川石の阿弥陀如来でした。

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鼻が削がれているので、おそらく江戸時代の物だと思われます。
鼻以外に大きな損傷はなく、状態は良好です。

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側面。
浮世絵のような螺髪がいい味を出しています。


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花や線香をお供えされることもなく、この地にひとり座り続けています。
見つめる先は草むらです。
そしてその草に自らも飲み込まれようとしています。

せめて場所だけでも移し、もう一度信仰の対象に戻ってほしいですね。
方法を探ろうと思います。


これで主な石造物は見終わりました。
出口へ向かいます。

DSC_2227.jpg
その途中、正龍寺は最後に禅宗寺院らしい風景を見せてくれました。
まだここにはかすかに禅寺の空気が残されているようです。




正龍寺跡も長くなってしまいました。
ようやく終了です。

雑草を除去し、もっと細かく探索するとさらに見るべき物が出てきそうです。
ここ以外には、正龍寺にあったと伝わる仁王像が近くのお寺の入口に安置されています。
そのお寺の名前が実は「正龍寺」。
当時の正龍寺とは全く関係ないですが、仁王は今も「正龍寺」を守っているのです。

正龍寺跡事態に駐車場はないのですが、近くにある道の駅の駐車場を利用していいようです。
多くの珍しい石造物があり、歴史の好きな方は行くべきです。



いつもご覧いただきありがとうございます。
この場所と、ここにある石造物群を埋もれさせてはいけないそう強く感じました。
次回、最後にこの寺にまつわる話を載せようと思います。
ほぼ文章になると思います。
興味のある方はご覧ください。



海雲山正龍寺


正龍寺跡



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category: 寺院跡

thread: 史跡・神社・仏閣

janre: 写真

tag: 指宿市 
Posted on 2017/04/16 Sun. 21:45  edit  |  tb: 0   cm: 0  

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